メインセリフ集(マイス編)


プロローグ


七大驚異
Seven Wonders

それは黄金時代の遺産
Heritage of Golden Age

七大驚異と出会い、彼らが運命を超えて 見る真実とは…

レジナ・レオーヌ祭の 雑踏の中 七つの運命が交錯する



マイス Myth 28歳-発明家
何事にも醒めた男だが、一人の少女が彼を変える。



主人公決定画面

マイス 28歳 発明家

「寝起きで気分が悪いんだ、ほっといてくれないか。」

酒と女が大好きな発明家。遺物の鑑定に関しては天賦の才能がある。どこか醒めた所があり、女性に対しても仕事に対してもそうである。そんな彼が、一枚の絵に描かれた女性に強く惹きつけられる…

マイスについてのデザイナーズノート
いきなり無礼な発言をしていますが、お許しください。彼はそういうキャラクターなのです。そういうくせのあるキャラとストーリーが大丈夫であれば、冒険そのものは普通に進みます。最初から彼を選択しても、悪くはないでしょう。ラストバトルを別にすれば…


~ロングシャンク・半島の町~

~フーガ屋敷~

ピーター「このワイン、素晴らしいね。さすがはワインにうるさいフーガさんだね。
モーラ「本当。それにテーブルやカーテンの豪華さ。ロングシャンクでもこれだけの物を揃えられるのはフーガさんだけね。

マイス『普段はフーガのことを毒虫のように言ってる連中が、こんな時にはおべんちゃらか。まあ、俺もその一人だが。

マイス「師匠! 師匠がフーガのパーティーに出てくるなんて、珍しいですね。
ネビルソン「うむ。本当はこんな所に足を踏み入れたくは無いのだが、奴が新しい物を手に入れたらしいのでな、見物に来たのだ。
マイス「どうせガラクタでしょう。フーガの目利きですから。
ネビルソン「そう言うな。おかげでお得意様なのだから。お前はフーガを大事にしておけ。
マイス「はい。師匠譲りの態度でフーガ様には接しておりますです。
フーガ「これはこれは、大発明家とそのお弟子さんではありませんか。
ネビルソン「今日は何か良い物を見せてもらえるのかな。
マイス「いつものように期待はずれでは困りますよ、フーガさん。
フーガ「ふふ、今日のメインの品は、目の肥えたお二人でも必ず驚かれる品ですよ。さあ、私の新しいコレクションをご覧になってください!

マイス『フーガのパーティーはワインやダンスを楽しむのが目的ではない。奴が金に飽かして手に入れた黄金時代の遺物を見せびらかすために開かれているのだ。

ピーター「この大きな管は何だろう?
モーラ「これ、明かりが点いたり消えたりしているわ。何かすごい物みたい。
ネビルソン「ガラクタばかりだな。あの白い布で隠してある物。あれが、フーガの言っていたメインの品だな。
フーガ「では今晩のとっておきの品をご覧に入れましょう!
ネビルソン「あれはフォートか。これほど鮮明なフォートは見たことが無いぞ。マイス、近くに行って良く見よう。

マイス『師匠の声など耳に入っていなかった。俺の目は少女に釘付けだった。銀色の髪、銀色の瞳。見たことの無い色だ。体が熱い。俺は自分に何が起こったのか、まだ分かっていなかった。ただ、その銀色の少女から目を離すことが出来ずに立ち尽くしていた。

フーガ「いかがですかな?これほどの物はめったに見られませんよ。
ネビルソン「このフォートは、かなり新しい物のようだ。黄金時代のフォートとは鮮明さが違いすぎる。 そうなると、いったい誰がこのフォートを描いたのかというのが問題だ。我々はフォートを複製出来ても描くことは出来ない。
マイス「この少女は誰なんでしょうか…
ネビルソン「このフォート、どこで手に入れたのだ?
フーガ「ティフォンという女から。時々面白い品を持ち込んでくれますよ。
ネビルソン「ティフォン? 聞かない名だな。同業者ではなさそうだな。
マイス「ティフォン…

マイス「夢か…

マイス『毎夜毎夜彼女の夢を見る。起きていても彼女のことばかり考えていて、何も手につかない。こんなこと初めてだ。

マイス「俺は恋をしているのか?

マイス『この俺が恋だと? 女なんか、楽しければ誰だって構わない俺が、恋?

マイス「くそ、こうしていても始まらん。捜そう、ティフォンという女を。見つけてフォートの出所を聞き出すんだ。

●冒険の宿ハイタイド

旅商人:ユリアン「ティフォン? 女か? 女ならお前の専門だろう。
町の子:ミック「マイス兄ちゃん大丈夫?ナンか様子が変だよ?
待つ女:リンダ「どうしたのマイス、血相変えて。ティフォンなんてのは知らないけど。ラークバーンにサファイアっていう有名な占い師がいるから占ってもらったら? あんたは占いを信じたりしないだろうけどね。



占い師を探して~その1~

謎の女ティフォンを捜すために、まずはラークバーンの占い師を捜しに行くことにする。何をやっているんだか。



占い師を探して~その2~

謎の女ティフォンを捜すために、まずはラークバーンの占い師を捜しに行くことにする。何をやっているんだか。


●冒険の宿セルマ

冒険者:メルヴィン「ティフォン? 知らんな~


●占い館水晶宮

マイス「誰かいないか?

ルビィ「いらっしゃいませ。水晶宮へようこそ。
マイス「あんたがサファイアか?ずいぶん若いな。
ルビィ「しわだらけのオバアチャンを想像してた? 占いは感性が大事なの。だから、若くないとダメよ。 占う内容は何かしら?
マイス「人を探してる。ティフォンという女だ。
ルビィ「尋ね人ですか。人は移動しますから、正確な場所までは分からないことがありますけど、いいですね?
マイス「ああ。何でもいいから手掛りが欲しいんだ。

ルビィ「…水……地下……扉… ピンと来たわ! 水の枯れた古井戸があるの。その底に怪しい扉があるっていう噂よ。その扉の奥に、彼女がいるわ。
マイス「古井戸の底に?
ルビィ「彼女はいないかも知れないけど、何か手掛りがあるはずよ!



古井戸の底

サファイアの占いによると、ティフォンは古井戸の底にいるらしい。本当か?

マイス「こんな所に人がいるのか?

「壁にはしごがかかっている。 はしごを登りますか?」

・登る/やめとく

「行く手には水がたまっている。」

「行く手に大きな岩が転がっている。」

「岩壁から水が少し湧き出している。かつては井戸の水源としてこの洞窟を満たしていたのだろう。今はとても井戸として機能する程の水量はなさそうだ。」


●占い館水晶宮

マイス「誰かいないか?

サファイア「いらっしゃいませ。水晶宮へようこそ。
マイス「サファイアはどうしたんだ?
サファイア「私がサファイアですけれど、何か?
マイス「どういうことだ?
サファイア「どういうことでしょう?

ルビィ「だって姉さんが寝込んでたんだから、仕方ないじゃない。
サファイア「ルビィ、占いを安易に考えてはダメよ。場合によっては重大な結果をもたらすのだから。 本当に済みませんでした。
マイス「まあ、何か変だとは思ったんだ。あんな所に人はいないだろう。
サファイア「私がもう一度占いますから、今回はそれでご容赦ください。

サファイア「…水……扉……地下… 水は彼女の居場所に関係あります。大きな水です。そう、海のような。
マイス「海岸か…広すぎるな…
サファイア「扉は彼女がそこにいる目的を表しています。大きな、豪華な扉です。
マイス「海岸の町だな。ロングシャンクは除くと、ガデイラか、ヴァフトームだな。
サファイア「地下は扉の方に関係ありそうです。地下にある扉。地下室の扉でしょうか。
マイス「地下…ヴァフトームの地下霊廟か?それとも、ガデイラの地下室か。決め手に欠けるな。 今度の占いが、デタラメじゃない保証はあるのか?
サファイア「占いは予言ではありません。何も保証は出来ません。 その代わりになるかどうか分かりませんが、私がご一緒しますわ。

マイス『この俺が占いに頼るとは、まったくどうかしている。失恋して狂ったように泣き叫ぶ女をせせら笑っていた自分が、今は狂っている。


●占い館水晶宮

ルビィ「占ってあげようか?勘弁してくれって顔ね。


●ガデイラ

客:ピーター「ティフォン?
客:コレット「ティフォン?
客:ユリアン「ティフォン?
茶飲み客:ヨアキム「ティフォンさん?さあ、存じませんね。
客:女「わたしがティフォンだけど、何か用?
マイス「ロングシャンクのフーガに少女のフォートを売ったよな。
ティフォン「少女? ああ、あのフォートね。そうよ。わたしが売ったのよ。
マイス「どこで手に入れたんだ。教えてくれ。
ティフォン「商売上の秘密よ。なんであんたなんかに教えなきゃいけないの。

マイス「本当に当るとは。信じられん。
サファイア「彼女には何か別の秘密があります。
マイス「それも占い?
サファイア「いいえ、女の勘です。



ティフォンの秘密

謎の女ティフォン。サファイアの言った彼女の秘密とは?

マイス「こんな町外れの屋敷に忍び込んで、何をする気だ?
サファイア「まるでドロボウですわね。


「カギの掛かった扉に錠前が2つついている 錠前を外してから扉のカギを開けなければならない」

「錠前がある。」

「カギの掛かった扉がある」


マイス「ここで何かを探したようだな。


マイス「ここで何かを探したようだな。


マイス「ここで何かを探したようだな。

「地下へのはしごがある はしごを使いますか?」

・はい/いいえ

「1階へのはしごがある はしごを使いますか?」

・はい/いいえ


ティフォン「何よ、ここは!化け物屋敷?!
マイス「助けてやる!

(上級アンデッド戦)

ティフォン「わたしとしたことが、ガセネタつかまされるなんてね。
マイス「少女のフォートも、こうやって盗み出したのか?
ティフォン「そうよ。わたしは盗みが仕事。盗品をフーガみたいな連中に売り付けて暮らしてるのよ。何よ、騎士団にでも突き出すつもり?
マイス「お前が盗人でも何でも構わない。ただ、あのフォートを手に入れた場所を教えてくれ。



グレースを捜して

ティフォンはニバコリナのグレースから少女のフォートを盗んだと白状した。ニバコリナへ向かうのだ。



グレースを捜して~ニバコリナへ

ニバコリナはまだまだ北だ。


●ニバコリナ

グレース「フォートの件でお話があるのは貴方かしら?
マイス「お呼び立てして申し訳ありません。
グレース「貴方のような若い男性のお誘いならば喜んで。 で、あのフォートが見つかったのですか?
マイス「はい。ロングシャンクのさる富豪の手に。
グレース「それでは取り戻すのは難しそうですね。盗み出した犯人はご存知ありませんか?
マイス「残念ながら… ところで、あのフォートをいったいどこで手に入れられたのですか?
グレース「あれは頂き物なのです。ファー様が冒険に出た時の戦利品だと言って送ってくださったのです。
マイス「ファー…様?
グレース「ええ、バルクの金獅子ファー・アンダレス。勇敢な戦士にして卓越した指揮官です。
マイス「その方にお会いしたいのですが、どちらにいらっしゃいますか?
グレース「あの方は人の好き嫌いが激しい方ですから、私がご案内いたしましょう。 ファー様のおられるイスカンダリアまで。



イスカンダリアへ

フォートの発見者ファーに会うために廃都イスカンダリアを目指す。



イスカンダリアへ~その2~

フォートの発見者ファーに会うために廃都イスカンダリアを目指す。


●イスカンダリア

ファー「ようグレース元気かい?
グレース「ファー様、お久しぶりでございます。
ファー「後ろのは新しい彼氏かい? 相変わらず御盛んなことで。
グレース「ファー様ったら、あんまりいじめないでください。 お送り頂いたフォートの件で知りたいことがあるというので、案内して来ただけですわ。残念ながら。
マイス「発明家ネビルソンの弟子でロングシャンクのマイスと申します。 あのフォートを研究したいのです。あれほど鮮明な物は見たことがありません。

マイス『人生経験豊富な二人の目は俺の意図を見抜いているように見えた。いや、自意識過剰だ。彼女達に分かるはずが無いじゃないか。冷静にウソをつけ。

ファー「あんた“マッド”ネビルソンの弟子かい。あんたも腕のいい発明家なんだろうね。あのフォートはファロスの地下迷宮で見つけたのさ。
マイス「七大驚異ファロスの地下迷宮!連れて行ってください。どんなに遠くても行きたいのです。
ファー「ファロスはあたし達の足の下にあるのさ。



ファロスの地下迷宮

フォートはファロスの地下迷宮にあるという。七大驚異ファロスはなんとイスカンダリアの真下にあるのだ。

ファー「途中までしか道を覚えてないよ。


「巨大な扉 開きそうもない扉だ 行き止まりの様だ」

「扉が開いている この先に進みますか」

・進む/進まない


「スイッチがある 文字が書かれている」

「●>-<◎
   |
 ◎>-<●」

マイス「読めない。触らないほうが、無難だ。


「隔壁 隔壁が閉じていて進むことが出来ない」

「隔壁 隔壁はひらいている」


「階段らしきもの」

・進む/進まない


「何かの装置のようだ」

・押してみる/押さない

スカルクロウラー「侵入者アリ 排除

(スカルクロウラー×2戦)

「気を取り直してもう一度‥‥」

・押してみる/押さない

「スイッチを押した 何も起きてない だが、何かがかすかに、動いているようだ」


「何やら怪しげな装置がある 文字が書かれている」

「】-【
  |
 【 】」

マイス「読めない。触らないほうが、無難だ。


「何かのスイッチの様だ 文字が書かれている」

「>--\●>--<
 ○|○\○\○\
 >--<>-●-<
 ●
 ●○●<     」

マイス「これは読めない。触らないほうが、よさそうだ。


ファー「この部屋だよ。ここで見つけたんだ。

ファー「めぼしい物は持っていったからね。何も残ってないだろう。 黄金時代にはこんな所で生活してたんだね。 あの女の子はここでどんな夢を見ていたんだろうね。

マイス『この場所、この部屋、彼女が今存在している証しは何も無い。彼女は間違いなく、千年以上前の時代を生きていた人だ。俺の中の何か大きなものが無くなったように感じた。それを隠すのは難しかった。



フォートを救い出せ!

~ロングシャンク・半島の町~

●マイスの工房

マイス「ハー…(何もやる気が起きん。これが失恋というやつか…)

ローラ「短剣の鑑定を頼みたいんだけど? 聞こえてんの!
マイス「あー。(遺物ならば千年の時を越えても残る。だが、彼女は生身の人間だ。諦めろマイス、見苦しいぞ。)
ローラ「で、どうなの?
マイス「これは武器じゃない。

人『火事だ~、フーガの屋敷が(か、)火事だ~!!

マイス「ハハハハ。フーガめ、普段の悪行の報いだ。すべて燃えてしまえばいい。すべて…
ローラ「どんな奴か知らないけど、他人の不幸を喜ぶものじゃないよ。
マイス「!

ローラ「どこ行くんだい!短剣!!


●フーガ屋敷

マイス「フォートはどこだ?急がなければ。


「激しい炎が大窓を焼き尽くそうとしている」


「燃えた柱が落ちて来るっ!!」

「避ける事が出来なかった!! ○のダメージを負った!!」

「何とか避ける事が出来た!!」

「カギツルハシを使って何とか避ける事が出来た!!」


「特注の扉が壊れかけている。」

マイス「ダメだ。こいつを開けるには何か特別な道具が必要だ。

「特注の扉にカギツルハシを打ち込みますか?」

・はい/いいえ

「上手く当たらなかった!!失敗!!」

「なんとか壊すことが出来た!!」


「カギツルハシが転がっている 扉を破るのに役立つかもしれない。 カギツルハシをゲットした!!」


マイス「フォートを見つけるまで持ってくれ。


マイス「もう長くは持たないな。


「邸全体が大きく揺れ崩れ始めた!!」

マイス「くそっ!!こんな所で…。


マイス「大丈夫だ、無傷だ。良かった。

マイス「炎に囲まれたか。残った道は1つだけだな。


●マイスの工房

マイス『この少女が千年以上も昔の存在なのは分かっている。彼女と出会うことは絶対にないと分かっていても、彼女を炎に焼かれるままにすることは出来なかったんだ。

ローラ「こんなもののために命をかけるなんて、あんたバカだよ。…でも、一番大事な物なんて、他人から見れば何の価値も無いものだったりするんだよね。

ローラ「この子、見たことがあるような…
マイス「本当か??
ローラ「…無いような…
マイス「どっちなんだ!
ローラ「ヴァフトーム行きの船に乗るのを見たよ。



レジナ・レオーヌ祭

マイス『はっはっはっはっはっ。

マイス『ああっ!

マイス『あっ……うわっ!
ルビィ『ね、踊ろう。ねっ!
マイス『お、おい。
ルビィ『うふふっ、うふふっ、うふふ、うふふ、うふふ、はいっ! ふふ、ふふ、ふふ。

ルビィ『どうしたの?
マイス『ゴメン!
ルビィ『あっ。

マイス『はぁ…。

マイス『あれは見間違いではない。髪を銀色に染めた誰かでもない。絶対に彼女だ。

マイス『はぁー。

マイス『俺は今夜眠れないだろう。彼女がいる、それを知っただけで体中に喜びが溢れた。



イスカンダールの神殿で

~イスカンダール霊廟~

マイス「ここがイスカンダールの霊廟か。イスカンダールの亡骸はイスカンダリアに葬られたと言う。ここにあるのは空っぽの棺だ。そのために、これだけ豪華な霊廟がある。さすがは英雄だな。

マリー「だれか!!
マイス「どうしました?
マリー「女の子が地下へ潜って行ってしまったんです。
マイス「落ちついて、お嬢さん。
マリー「私は落ちついてますわ。 突然、床が動いて階段が現れたんです。そこに立っていた銀色の髪の少女がその中へと、
マイス「!
マリー「あっ、待ってください。


●イスカンダール霊廟地下

「下り階段がある。」

・下りる/下りない

「上り階段がある。」

・上る/上らない


マイス「あ…

「何かが移動している。」

マイス「危険だ、逃げよう!


●イスカンダール広場

マイス「やっと、会えた。

マイス「俺は、マイス。君のことをフォートで見てから、捜し続けてた。

マイス「見知らぬ男から、こんなことを急に言われたら、びっくりして、警戒してしまうと思うけど、聞いて欲しい。

マイス「君のことが頭から離れないんだ。うまく言えないし、自分がどうしたいのかも良く分からないんだが、とにかく君の側にいたいんだ。

マイス「うっ…

マイス「俺は遺物を扱っているんだ。七大驚異に代表される黄金時代の遺物。君も知ってるだろう?
銀の少女「七大…驚異…
マイス「そうだ。凡人には分からない遺物の性質を見極めて、改造したり組み合わせたりして、その力を引き出していくんだ。
銀の少女「力…
マイス「そう、力だ。新しい力を発見して、利用していく。俺はその能力に自信を持ってる。
銀の少女「邪なる力を求める者か。真の力を知らぬ者か。 破滅の種をもてあそぶ幼な児。一時の快楽のため毒を飲み続くる愚者。汝は幼児か、愚者か?

マイス『打ちのめされた。不思議な言葉遣いと読みにくい表情だったが、そこに示されていたのは軽蔑と憐れみだった。薄汚れた野良犬を見るような態度だった。

銀の少女「我、イスカンダールを捜す。汝、イスカンダールを知らざるや。
マイス「イスカンダールを?

●冒険の宿ストレリチア

マイス「イスカンダールなんて名は珍しくないんだ。他に何か特徴が無いと。
銀の少女「我、イスカンダールを捜す。
マイス「おーい、イスカンダールさ~ん!

爺さん「むう、わしを呼んだかね?

少年「ボクに何か用?

マイス「ほらね。
銀の少女「我、イスカンダールを捜す。
マイス「分かった、分かった。俺も一緒に捜すよ。いいだろう?
銀の少女「許す。

マイス『イスカンダールか。この子はひょっとして…いや、考えるのはよそう。「許す」と言われた時、俺は嬉しかったのだから。



呪われた遺物

●マイス工房

マイス「イスカンダールの手掛りは無しか。参ったな…

ミシェル「あ~っ、やっと見つけた!
マイス「今は休業中なんだ。またにしてくれないか。
ミシェル「ひどい、ひど過ぎるわ。あなたを捜して3年よ。本当は1年だけど、この際、時間の長さは問題じゃないの。あなたの噂を聞いて、あちこち捜し歩いて、そんないたいけな少女に向かって”帰れ”だなんて、私、もう死んでしまいたい。
マイス「分かった分かった。話を聞くよ。で、それだけ苦労して、俺に何を頼みに来たんだ?

ミシェル「このガントレットを外して欲しいの。このガントレットの呪いで、いきなりバトルさせられるんです。それが私にしか分からなくって。こんな話誰も信じてくれないし、この3年間辛くて辛くて、どうしようもなくて、あちこち隠れ住んで。
マイス「少し調べさせてくれ。

ミシェル「どう? 何とかなるわよね?
マイス「正直言って難しい。君の気とシンクロして、力を得ているようだし、そのシンクロで君にバトルのイメージを送りこんでいるんだと思うんだ。このガントレット自体にも気の流れがある。何かに似てる…そう、魔道板だ。あいにく俺は魔道板には詳しくない。これ以上は無理だな。
ミシェル「そんな! じゃあ、私、一生このままなの?

マイス『このガントレットは何だ。誰が何のためにこんなものを作ったのだ。目的が何であったにせよ、この手段は邪悪だ。俺は、この仕事をしていて、善悪の判断などしたことがあっただろうか?

マリー「私の祖父がサドボスで魔道板の研究をしていますわ。
ミシェル「それじゃあ、サドボスまで行けば何とかなるのね!
マイス「サドボスまで行ってみるか。



サドボスへ~ガデイラ街道~

なぜサドボスまで? 何か心境の変化があったのか?



サドボスへ~剣難峡~

サドボスへの第一の難所、剣難峡だ。


「谷を渡らねば」


「谷の底が見える 落ちたらただではすみそうもない」


「谷をはさんでナワがはってある どうやらこの地方の祭りや儀式で使う物らしい しかし、これを渡るのは危険だ 橋を探して渡るしかあるまい」


「ここから先は断崖絶壁だ、落ちたら死ぬ」


「橋がかかっている、半ば腐っていてすぐに壊れそうだ 橋の強度も考え慎重に渡ろう」

「橋を渡った瞬間 モンスターが襲ってきた」

(フリーローダー×5戦)

「モンスターとの戦いで橋は壊れてしまった」

「橋を渡れなかった仲間がいる 谷を渡る方法を考えよう」

「橋は壊れていて渡れない」


「谷をはさんでナワがはってある だが、これを渡るのは危険だ だが、ナワを渡るしか方法はない 仲間に知らせよう」 仲間に大声でナワの存在を知らせたのだった」


「谷をまたぐナワを探し谷を渡るしかあるまい」

「このナワを渡るしか、なさそうだ」

「ナワが‥‥ ブチッ‥‥ 切れてしまった」

「谷へ落ちたが、一命はとりとめた 仲間の元に戻ろう。」


「一方そのころ谷の上では…」

「一方そのころ谷底では…」


「谷底に仲間が見える 無事だったようだ 何とか、谷底から救出しよう」


「ここから先は断崖絶壁 進んだら、今度こそ死んでしまうだろう」


「このまますすむことは出来ない 仲間と合流しなければ」


「ツル草が生えている これをロープ代わりに仲間を救出しよう」


「このツル草で、仲間が上がってくるのをここで待とう」


「行き止まりのようだ」


「巨大な岩壁がそびえている とても登れそうにない」


「ここから、壁をつたって上へ登れそうだ だが、一度登ったら降りることは出来ないだろう 登りますか」

・登る/やめとく


「谷を登って仲間の元に戻ろう」


「飛び降りる事が出来そうだ」


「ここから先は進めないようだ」


「ここから先は進めないようだが、飛び降りることは出来そうだ」


「そろそろ頂上らしい」


「仲間がツルをたらしている 登りましょう」

「谷底から無事に仲間が生還してきた」


「橋は壊れていて渡れない」


「無事に谷を渡ることができた」



サドボスへ~樹海~

サドボスへの第二の関門、樹海だ。


「小さな洞窟がある。通り抜けることが出来そうだ、進みますか?」

・進む/進まない

「洞窟に入った瞬間、大木が倒れて砕け散った!! ○のダメージを負った!!」


「コケ生した看板がある。」

「この先南に樹海の目あり 命を落す危険があるため引き返す事をおすすめします」
セリン運び屋ギルド

と書かれている…。樹海の目へ進みますか?

・進む/・やめとく



呪いの解除

●魔法屋ジョーゼフズ

マリー「おじいさま!
ジョーゼフ「おおマリー、帰ったか。レジナ・レオーヌ祭はどうだった?
マリー「ええ、もう素晴らしいお祭りでしたわ。
ジョーゼフ「マリー、後ろの男はなんじゃ? お前が男を連れてくるとは珍しい。まさか…
マリー「お客様ですわ。
マイス「俺は発明家だ。依頼を受けた件で魔道板の知識が必要なんだ。
ジョーゼフ「そのガントレット、魔道板と似た性質を持っているようだな。
マイス「解るのか?
ジョーゼフ「伊達に年は重ねておらんよ。

ジョーゼフ「やはりここで陰陽の気が混じりあっておる。
マイス「思いきって、そこで気流を断ってみては?
ジョーゼフ「そりゃ~危険過ぎる。
マイス「危険を恐れていては何もできませんよ。さあ、目をつむってろ。
ミシェル「イヤーッ!

マイス「よし、うまく行った。これで悪夢に悩まされることも無いだろう。
ジョーゼフ「無茶をするなー
マイス「伊達に若くないんでね。


マイス「(あのガントレットは間違い無く遺物だ。あれを残した者たち、七大驚異を築いた者たちは、いったい何を考えていたんだ。)

マイス「君の言うとおり、俺は間違った火遊びをしているのかもしれない。
銀の少女「我、イスカンダールに会わんとす。 母言う。イスカンダール、イスカンダール廟にあり。
マイス「分かった。どうやら、君の方が正しいらしい。君の言うとおりにしてみよう。



再びイスカンダールの神殿へ

少女の言葉に従い、再びイスカンダール神殿へ入り込む。


「下り階段がある。」

・下りる/下りない

「上り階段がある。」

・上る/上らない


「何かが移動している。」

(巨人戦)

「どこかで扉が開いたようだ。」


「壁にスイッチがある スイッチを押しますか?」

・押す/押さない

「スイッチを押した」


マイス「イスカンダールの空っぽの棺だ。いや、中に何か入っているかも知れないが。開けようなんて言わないでくれよ。こんな所に入るのを騎士団の連中に見つかっただけでもやばいんだから。
銀の少女「イスカンダール!!

イスカンダール「呼んだか?
銀の少女「イスカン…ダール…
マイス「おい、お前。露骨に怪しいぞ。いったいどこから現れた?
イスカンダール「若いの、細かいことは気にするな。
銀の少女「母、言う。イスカンダールに会せよ。
イスカンダール「君はリヴェルヴァーラの娘か。名は?
銀の少女「フィダルジェイン。
イスカンダール「神への忠誠か。真人らしい名だ。
銀の少女「母、また言う。感謝と。
イスカンダール「感謝するのは私のほうだ。真実に目を開かせてくれたのは君らだ。
マイス「おい、何の話をしてるんだ?
イスカンダール「若造、こっちの話が終わるのを待ってろ。 君に頼みがある。世界の闇を支配するナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルを倒してくれ。真人たる君ならば、彼らへのエネルギー供給を絶つ事が出来る。闇を無に帰すことが出来る。
銀の少女「イスカンダールが望みは母が望み。母が望みは我が望み。
イスカンダール「ありがとう。この世界は、この世界に住む者の手でしか変えられない。おい若造、彼女を頼むぞ。
マイス「どういうことなんだ? ちゃんと説明しろ!
イスカンダール「それもそうだな。では説明してやろう。話が長いぞ。いいか?

・できるだけ手短に。/長い話は聞きたくない。

●できるだけ手短に。

イスカンダール「彼女は神の創った人間、”真人”だ。七大驚異は彼女の祖先達が作った物だ。だが、その力は世界の終末を呼んだ。神は自らが消滅することで世界の完全な破滅を防いだ。われわれは神の滅びの中から生まれた物に過ぎん。そういう意味ではモンスターもわれわれも同じだ。

マイス『こいつはいったい何を話しているんだ。誇大妄想の作り話か、それとも、まさか、真実か…

イスカンダール「私は1000年ほど前、リース・トーレスに導かれ、初めて真人と会った。それが彼女の母親だ。私も信じられなかったよ、自分が本当の人では無いなどとはな。彼女のフォートを何枚か写した。今、目の前にいるこの娘とそっくりだった。真人の親子は見分けがつかないほど良くにているのだ。完璧な人だからな。

マイス『どちらでもよい事だ。彼女が何者であり、何をしようとも、俺は彼女を助ける。それだけだ。

銀の少女「我、タルファ・パラサレオへ行かん。

●長い話は聞きたくない。

イスカンダール「そうか、それじゃな。
銀の少女「我、タルファ・パラサレオへ行かん。



ただ少女のために

理由は問うまい。彼女が行くと言うのだから。

マイス「なぜ付いて来るのかなんて聞かないでくれ。俺はただ君の側にいたい、それだけなんだ。馬鹿げていると思うだろう。しかし、俺はそうしたいんだ。
銀の少女「…マ…イス…感謝…


「遺物でふさがれてこれ以上進めない」


「何かの倉庫だった場所らしい」


「扉が開いている この先に進みますか」

・進む/進まない


「スイッチがある 文字が書かれている」

銀の少女「読む。“動力分配”

「動力分配スイッチ」

・押す/押さない

「エラー 22 動力未供給」

「A(B・C・D)地区動力供給100%」

「A(B・C・D)地区動力供給済」

「全地区の動力供給により隔壁解除」



「隔壁 隔壁が閉じていて進むことが出来ない」

「隔壁 隔壁はひらいている」


「階段らしきもの」

・進む/進まない


「何かの装置のようだ」

・押してみる/押さない

スカルクロウラー「侵入者アリ 排除

(スカルクロウラー×2戦)

「気を取り直してもう一度‥‥」

・押してみる/押さない

「スイッチを押した 何も起きてない だが、何かがかすかに、動いているようだ」


「何やら怪しげな装置がある 文字が書かれている」

銀の少女「読む。“隔壁操作”

「隔壁操作スイッチ」

・押す/押さない

「下部隔壁を解除 上部隔壁を封鎖」

「下部隔壁を封鎖 上部隔壁を解除」


「何かのスイッチの様だ 文字が書かれている」

銀の少女「読む。“動力供給”

「動力供給スイッチ」

・押してみる/押さない

スカルクロウラー「侵入者アリ 排除

(スカルクロウラー×2戦)

「気を取り直してもう一度‥‥」

・押してみる/押さない

「スイッチを押した 何かが動きだした 巨大な物体が移動したようだ」


「何やら怪しげな装置がある」

「部屋が‥‥動き出した」


「何かの装置のようだ 文字が書かれている」

「動力供給スイッチ」

・押してみる/押さない

「何者かの声がココロにとどく」

サタナキア「起動承認前にキーワードをお願いします…
マイス「キーワードなんて…

「何者かの声がココロにとどく」

サタナキア「キーワードをいただけなければ 排除

(サタナキア戦)

~Undercity Phalos~

「動力供給スイッチ」

・押してみる/押さない

「怪しげな装置が起動している」


ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…ここまで来るとは何者?
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…娘…生気に満ちておるな…
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…愚か者に決まっておる…
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…あの程度では永らえる足しにはならぬ…

マイス「さあ、勇気を出して。
銀の少女「闇の円卓に集い、時の流れによどみし者ども。滅びし神とイスカンダールに代わり、我告ぐ!汚れし欲望を捨てよ。永遠の生など無し。その汚れし手より、この世界を解き放て。汝らは主にあらず。

ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…滅びし神とは何者?
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…イスカンダールの犬か…
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…弱き者に決まっておる…
ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル「…生気吸い尽くしてくれよう…

闇の円卓(ファントム)『その姿、なぜか懐かしい…

(ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル戦)

(ファントム戦)

ファントム『永遠の命を手に入れし我等に刃向かうとは、愚かな。

ファントム『死ね!

ファントム『消滅せよ!

●ファントムに敗北

ファントム『はっはっはっはっはっはっ!

●ファントムに勝利

ファントム『我等は不死… 我等は不死なるぞ… 永遠に…存在し続けるのだ…!

(カオス・ルーラー戦)


マイス『彼女は例の調子で言った。一緒には行けないと。

マイス『俺にも解っていた。彼女の後姿に掛ける言葉を、俺は持っていなかった。

マイス『いつもの生活が戻ってきた。だが、何か物足りない。遺物を利用するだけの生活。それではダメなのだ。

マイス『俺は自分の手で何かを作り出すことに挑戦することにした。

マイス『その話を聞きつけた師匠は、うれしそうに手伝ってくれた。

マイス『悪戦苦闘の連続。だが、こんなに楽しいと感じたのは生まれて初めてだった。

マイス『遂に完成した。遺物の力を借りずに作り上げた俺の初めての作品だ。

マイス『これを見てもらいたい、彼女に。彼女が何と言うか、聞いてみたい。

マイス『行こう。彼女のもとへ。


the End



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